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長宗我部元親 墓所

四国をほぼ統一したと言われている戦国武将長宗我部元親の墓所は高知市長浜の天甫寺山の南斜面にあります。県道34号線を桂浜の方に向けて走っていると標識が1つでていますので、そこから車1台がやっと通ることができる道を100m余り入ると墓所に登る石段があります。

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この階段を登っていきますと、五輪塔があります。

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  元親は1586年の九州征伐に参戦したとき、戸次川の戦いで長男信親を22歳で亡くし、心が折れ別人のようになったといいます。それでも、1590年(52歳)、小田原攻めに参戦。その後の朝鮮侵攻にも出陣します。1597年には分国法である「長宗我部元親百箇条」を制定しますが、1599年三男の津野親忠を幽閉後体調を崩し、京都で静養しますが、1599年5月19日に京都伏見で没し、火葬後に遺骨が土佐に送られ、ここ天甫寺山(てんぽじやま)に葬られたと言われています。

 墓所に行く狭い道沿いには元親が秀吉から拝領した馬『内記黒』の墓と伝えられている愛馬の塚もあります。

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はりまや橋から元親墓所まで約10km。約25分。中型車で約2810円。小型車で約2560円です。初めていく場合にはわかりにく場所ですから、カーナビやgoogle maps に「高知市長浜5112」という近所の住所を入れると登り口までナビで案内してもらえると思います。 (この料金は運賃が改定されると変わりますので、古いブログの場合には気をつけて下さい。また、道路の混雑の具合等によって、運賃は変わります。上の金額は目安にすぎません。)